2015国際交流WS(ドイツ) ケルン

ケルン市の概要

 ・人口:1,034,175 人

 ・面積:405 k㎡

 ・人口密度:2,5553.5 人/k㎡

視察場所

 ・ Old Town

 ・ Rheinauhafen

 ・ Kalk 

Old Town

  • ローマ時代に造られた城壁による囲み型の都市構造によりケルンの都市は円状に拡大し、現代でもその構造を残している。また、城壁の跡地はグリーン・ベルトとして緑地帯形成の基盤として利活用されて、住民の憩いの場として活用されている。
  • Old townには昔の街の断片が多く残されており、古い建物が外装部の様式は保存し、内部をリノベーションする形で活用されているものも多く、また歴史的なものを残すだけでなく、景観に配慮し、新しく建物を建てる際にも元の町並みとの調和のとれたものにしている。

Rheinauhafen

 

  • 港湾跡地のブラウンフィールドを活用した市世知機能のコンバージョンによるウォーターフロント開発が行われた。この開発では、ヨーロッパ最大の地下駐車場の建設及び洪水対策を実施した。
  • 現在では住宅開発以外にもレストランのようなサービス系店舗やオフィスなど多様な業種が集積しており、複合利用が特徴的となっている。近年は、中小企業が誘致されている。
  • イヤホンを使用した、ビルの屋上でのサイレントコンサートを開催や、運動を促すベンチやビーチバレーのコートが併設されるなど市民に向けた活動も盛んに行われている。

Kalk

  • カルクは、違法なゴミの不始末や麻薬の取引が行われるなどの社会的問題を解決するために、居住環境の改善をするプログラムが行われた。
  • 10年ほど前に南側、2009年秋から2013年春にかけて北側が住宅開発され、生活環境改善のための事業が行われた。周辺地域の開発に関しては、民間事業者や市が住民との間でワークショップを行い、住民の意見を取り入れている。また、新規居住者と既存の住民との間の親和性を高める取りくみも行っている。